目次
はじめに
注意
UE5Preview2の現在の情報です。
今後のアップデートによりUIや機能が変更される可能性があることをあらかじめご理解ください。
解説
①ラグドールとは
ラグドールとは関節の制約がついたメッシュが物理計算で動くものです。
死亡したりしたときに脱力して地面に崩れ落ちる表現で使います。
試しにGame/Mannequin/Character/Mesh/にあるSK_Mannequin_PhysicsAssetを開いてみましょう。
このような物理アセットを編集するウィンドウが出てきます。
スケルトンツリーから骨ごとに対応したコリジョンがセットアップされています。
また、骨ごとの回転などの制限がコンストレイントとして設定されています。
例えば頭と首のコンストレイントは画面のように設定された可動範囲が表示されます。
今回は詳しく説明しませんがコンストレイントの詳細からどの軸に対してどれくらいの回転の制約を付けているかを設定できます。
では、ラグドールが実際にどのように動作するか、
上の矢印アイコンからシミュレートしてみましょう。
すると重力に従って倒れるのが分かります。
Ctrlキー+右クリックで人形のように操作することができます。
確認が終わったらもう一度同じボタンを押して終了させます。
今回は死亡したらこのラグドール状態にしてみたいと思います。
②死亡時にラグドール化する
BP_ThirdPersonCharacterを開きDisableMovementの後ろに2つノードを追加します。
メッシュの当たり判定をラグドールに切り替えて、重力を適応するだけです。
SetCollisionProfileName
任意のコンポーネントのコリジョン応答をプリセットで上書きする。
▼Meshのコリジョンプリセット
SetSimulatePhysics
重力に従うかの設定
コリジョン応答にブロックがなかったりするとエラーをはくので注意
実行してみましょう。
死亡時ラグドールになっていたら成功です!
最後に
UE4やUE5向けの記事を書いています。
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それではよきゲーム開発を。