目次
はじめに
注意
UE5.0.0の現在の情報です。
今後のアップデートによりUIや機能が変更される可能性があることをあらかじめご理解ください。
※※正式版からこの記事を読んでいる人はこの記事の工程は不要です。※※
UE5の正式版からUE4伝統のグレイマンからマニーさんとクインさんに代わりました。
しかも接地をいい感じにするIKがデフォルトで組み込まれているそうなので、
グレイマンをリストラしてクインさんに差し替えてみたいと思います。
解説
①名前の変更
既存のグレイマンのブループリントが書き換わるのを防ぐため名前の最後にOLDを付けておきましょう。
②コンテンツの追加
コンテンツブラウザから追加→機能またはコンテンツパックを追加を行います。
ブループリントからサードパーソンを選択してプロジェクトに追加します。
新人が追加されました。
一度プロジェクトを再起動しておきましょう。
③クインさんに移植
グレイマンに追加したノードを選択してコピーします。
クインさんにペーストします。
コンパイルすると変数がないとエラーが出ます。
変数を選択して作成するか
グレイマンから変数をコピーして貼り付けます
変数の貼り付けはデフォルト値も共有されるのでおすすめです。
再度コンパイルしてエラーが消えたら成功です。
④ゲームモードクラスの変更
GM_Customを編集しましょう。
リスポーンするキャラクターをOLDから変更します。
また、クラスのデフォルトからデフォルトPawnClassをOLDから変更します。
これで準備完了です!
実行してみてキャラクターが変更されて動作していれば成功です!
1-バックアップの作成
保存先のプロジェクトフォルダごと別の場所に複製してもしもの対策をしておきましょう。
2-C++クラスの生成
※※ブループリントでプロジェクトを生成した場合は特に※※
プロジェクトを開きファイルからC++クラスを適当に生成しておきましょう。
①バージョンアップ方法
早期アクセスから正式版や、マイナーアップデートなどはランチャーからエンジンのアップデートを行えば問題ないです。
しかし4.25から4.26など大きなアップデートはプロジェクトフォルダ側でバージョンを指定する必要があります。
プラグインなどが対応していなかったり、機能が削除されたりすると最悪開けなくなるので慎重に対応しましょう。
プロジェクトファイルからSwitchする。
どのインストールされているエンジンで開くか指定できる。
プラグインなどが新しいバージョンに対応していないなど問題があるとこのようなエラーが出ます。
対応しているバージョンはストアから閲覧できます。
②とりあえず開いてみる
開けなかった!
Assertion failed: (TTraits::WithIdentical || TTraits::WithIdenticalViaEquality) [File:E:\UnrealEngine\UE_RelTestA\Engine\Source\Runtime\CoreUObject\Public\UObject\Class.h] [Line: 1476]
どうやら正式版になってエンジン側に問題があるようです。
Redditの投稿に同じ内容のものがありました。
どうやらBridgePluginが悪さしているようなのでエンジンをインストールしなおしました。
インストール済みプラグインからQuixel Bridgeを更新しましょう。
今回はこれで開けるようになりました。
それでも開かない場合の解決方法は2つあります。
1-ソリューションファイルを作成してソースコードから修正する
〈難易度★★★★★〉
どの機能がエラーを吐いているかをソースコードから確認します。
難易度は高いですがやってみる価値はあります。
プロジェクトからGenerateVisual~をします。
ファイルを生成できませんでした。とエラーが出たらほぼ詰みです。
もう一つの手法に希望を託しましょう。
C++クラスを生成していたら回避できます。
生成できた場合はソースコードを開けるので
エラー箇所を修正できる場合はビルドしなおしましょう。
それでも開けなかったらもう一つの手法に希望を託しましょう。
2-別のプロジェクトを作成して内部データをコピペする
〈難易度★★★☆☆〉
別でプロジェクトを作成してアセットを移動する方法です。
アセットが大きいと移植が大変ですが、確実性が高いのでおすすめです。
多少手間はかかりますが、小分けして移植することで問題のアセットを発見することができそうです。
ランチャーから目的のバージョンのエンジンを開いてプロジェクトを作成しましょう。
作成したプロジェクトのエクスプローラーを開き、元のContentフォルダからコピペします。
また、Configを共有すると入力やコリジョンのプロファイルデータも上書きすることができます。
起動できるか確認しましょう。
最後に
UE4やUE5向けの記事を書いています。
皆様の応援が投稿のモチベーションになりますので
コメントやTwitterのフォローなどしていただけるとありがたいです。
それではよきゲーム開発を。